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【イベント情報(外部)】第29回小出記念日本語教育研究会(オンライン開催のお知らせ)

第29回小出記念日本語教育研究会

――プログラムとオンライン開催のお知らせ――
 
小出記念日本語教育研究会を下記の通り開催いたします。
 
社会の変化に伴い、学習は教えられた知識をただ覚えることから、知識を社会と結びつけること、社会において実践すること、複雑化する社会の問いに対して、自分と他者との意見をまとめてよりよい答えを提案することへと変化しようとしています。また、このように急速に社会が変化する中で、グローバル化は進み、日本語教育も大きな変化の時期を迎えていると言えるでしょう。今後、日本社会の変化に伴いどのような変化の局面を迎えるかは計り知れません。複雑化する社会の問いに対して、新たな価値を生み出す人材が求められていると言えるのではないでしょうか。
このような変化の流れの中で、言語教育/学習はどう捉えなおされるべきか、学習者の主体的な学びを支えるために教師は何ができるか、また、学習を活性化する活動にはどのようなものがあり、それは言語学習にどう取り入れることができるか、新たな学びを評価するとはどういうことか。このような様々な問いを参加者の皆さんとともに考え、明日の現場につながる何かを持って帰ることができる機会を持つことができないだろうかと考えました。
そこで、今回は、学習科学の分野を牽引していらっしゃる白水始氏(東京大学)をお迎えし、ワークショップを含みご講演いただくこととなりました。学習理論をベースとし、協調活動やテクノロジーを利用し学びの質を上げようとする実践的教育学である学習科学の視点から、複雑な社会に立ち向かっていく学習者とその学びを支える教師に有益な示唆をいただけると期待しています。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

2020年1月19日            
第29回小出記念日本語教育研究会研究委員
世良時子・山岸宏明・高橋亘・中岡樹里 

 
【日 時】2020年6月27日(土)10時00分~15時30分
【事前申込】こちらのリンク先から参加申し込みをお願いします
【定 員】300名
【参加費】会員・非会員 無料
 
【スケジュール】
10:00-10:30
◆会員総会
10:30-10:45
◆開会・プログラム説明(プログラム詳細
10:45-12:15
◆講演
「学習科学の視点から見た21世紀型スキルと言語学習-変化の時代における新しい学びと評価を支える」   
白水 始氏(国立教育政策研究所・初等中等教育研究部 総括研究官)
13:00-15:20
◆研究発表(口頭発表の希望者のみ)
15:20-15:30
◆閉会
 
【発表テーマ】
日本語教育にかかわる研究(日本語学、異文化理解教育なども含む)
※オリジナリティのある未発表のものに限ります。
※理論的な研究も実践報告もどちらも歓迎いたします。特に、日本語教育の現場における実践に基づいた研究の成果、および、現場と理論がどうつながるのかを問う内容を歓迎します。
 
【発表形態】
①口頭発表(発表20分、質疑応答10分)
②ポスター発表(A0判 84㎝×119㎝1枚以内の掲示および参加者との意見交換)
 
応募申込は締め切りました。
たくさんのお申込みありがとうございました。

【申込期間】2020年1月27日(月)~2020年2月23日(日)
 ※締め切り日の2月23日(日)は、日本時間17時必着
【採否の通知】4月上旬までに審査の結果をメールでお知らせいたします。

 
【後援】
国際基督教大学 グローバル言語教育センター
【事務局】
国際基督教大学日本語教育課程
武田研究室気付
 
【ご質問・お問い合わせ】
小出記念日本語教育研究会研究委員
連絡先:koide.happyo@gmail.com