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日本語教育ができること、そしてことばについて 金田一秀穂先生と学んで ―教授退職記念論文集―

日本語教育ができること、そしてことばについて 金田一秀穂先生と学んで ―教授退職記念論文集―
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定価 3,520円(本体 3,200 円)
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「でも、よく、中締め、というではないですか。(中略)パーティで楽しいのは中締めのあとからです」。金田一秀穂氏による妙味に富んだ序文から始まる、氏の教授退職を記念して編まれた論文集。氏と氏の薫陶を受けた研究者による、日本語教育やことばに関する論考を15本掲載しています。
序 中締めのようなこと(金田一秀穂)

第1 部 日本語教育が世界にできること
1 日本語教育が世界にできること(金田一秀穂)
2 外国 人留学生の増加と多文化共生を考える
 ―大分県別府市を例に―(松井一美)
3 ホームステイにおける日本語コミュニケーションの躓き
 ―週末型短期ホームステイにおいて留学生は困難を感じるか―(秋定美帆)
4 専門分野別日本語教育のめざすもの
 ― 日本研究を専門とする大学院生を対象とした「文化人類学コース」の実践―(佐藤有理)
5 交換留学生のための日本語プログラム
 ―アカデミック・ジャパニーズの視点から―(鈴木美穂)
6 台湾における第二外国語学習者数と日本語(平澤佳代)
7 変わりゆく韓国の日本語教育と釜山外国語大学の取り組み(松浦恵子)
8 日本語教育は異文化間をつなぐ
 ―ベナン共和国におけるIFE 日本語学校の実践―(大石有香)

第2 部 ことばについて考えること
9 中締めのようなこと(続)(金田一秀穂)
10 疑問副詞の用法 ―理由・原因を問う疑問副詞―(嶋崎雄輔)
11 日常会話における言いさし文についての考察 
 ―接続助詞「シ」を中心に―(林茜茜)
12 時制の視点から見る時間を表す指示詞「時間指示詞」の研究
 ―限定時間指示詞の使用原理を中心に―(董昭君)
13 流動体のメタファーに関する日中対照研究
 ―日本語「流れ/ 流れる」の用法を例に―(韓涛)
14 マスコミュニケーションにおける読解資源
 ―表記効果の構造分析に向けて―(設樂馨)
15 『鄧小平文選』における中日同形語の翻訳について(崔亜蕾)